高知 観光完全ガイド|仁淀ブルー・カツオ・よさこい──“体験できるローカル”がここにある!

高知には“濃い日本”が詰まってる
本州から遠い? 飛行機が必要?
そんなの関係ねぇ! と叫びたくなるほど、高知には“濃い日本”が詰まってる。
仁淀川の絶景、炎が立ちのぼるカツオの藁焼き体験、そして誰もがノリノリ“よさこい祭り”──
ここには「見る」だけじゃない、「参加できる」日本があるんです。
今回は、そんな知る人ぞ知るローカル体感天国・高知県を、RAW JAPAN編集部が全力でガイドします。
REAL AMAZING PEACE - VISIT KOCHI JAPAN - "VISIT KOCHI JAPAN"
“一度見たら忘れない”映えスポットたち
仁淀川|“日本一の透明度”を体で感じろ
日本でいちばん美しい川とも言われる仁淀川。SUPやカヌー、川遊びでその青さを“全身で体感”できます。夏なら飛び込みたくなること確実。特に「にこ淵」は、まるでCGのような青さと岩のコントラストが圧巻。レンタカー必須。
春(3月下旬~4月上旬)なら、国道33号線沿いの「引地橋の花桃」が絶景! ドライブインの目の前に咲き誇る約100本のピンク・白・赤の花桃は、仁淀川の“青”と対比してまるで和のパレット。遊歩道や駐車スペースも整備され、撮影ポイントとしても抜群の穴場です
ひろめ市場|飲んで食ってしゃべってのカオス市場
昼から飲める、しゃべれる、隣の人とすぐ仲良くなれる、まさに“ローカルのリビングルーム”だ。
高知の名物グルメが集まる「ひろめ市場」は、観光客のみならず、地元の人も通うほど高知市民にとって身近な存在でもあり、屋台村のようなにぎやかさとフードコートのような気軽さが人気の理由。
ひろめ市場 営業時間
月曜日~土曜日 -10:00~23:00
日曜日 -9:00~23:00
藁焼きカツオ体験|見るだけじゃなく“自分で焼ける”
火柱ボーボー、煙モクモクの藁焼き実演が名物。「カツオのたたき? 知ってるよ」なんて人こそ、自分で焼いて驚いてください。香ばしさの次元が違います。
そんな、藁焼き体験ができる土佐タタキ道場は、船の形の見た目も楽しいドライブインレストラン「かつお船」に併設しており、地元民にも大人気。
また、土佐タタキ道場は、予約制ではなく来店順に案内していて、その日仕入れたかつおが無くなり次第オーダーストップとなるので、早めに行くのがおすすめ。詳しくは「かつお船」のサイトを要確認。
土佐のタタキ道場 営業時間
10:30~15:00
よさこい祭り|観客も一緒に盛り上がれ!
高知県高知市で毎年8月10日と11日を中心に開催される祭りです。 鳴子を鳴らして、踊って、叫んで、ジャンプして──踊る人たちのエネルギーが街じゅうにあふれる。型に縛られず、それぞれのスタイルで自由に表現される踊りに、見ている側も圧倒されるはず。また、飛び入りで参加できるチームが用意される年もあり、あなたにも踊るチャンスがあるかも?! 全身で巻き込まれる、夏の祭典。
四万十川|日本最後の清流で屋形船に揺られる休日
四万十川は、日本最後の清流とよばれる一級河川で、全長196km、流域面積2186km。名水百選、日本の秘境100選にも選ばれている。そんな四万十川で屋形船に揺られてビールを飲むのも良し。 沈下橋を歩いて“水の上を歩く気分”を味わうのも良し。 とにかく時間がゆっくり流れる、癒しのスポット。SUPや川釣りも人気。
ご当地グルメは“ウマいだけじゃない!
明神丸 本店|カツオのたたき
カツオのたたき=高知の魂。 高知の名物といえば、やっぱり“かつおのたたき”。その中でも藁焼きタタキのパフォーマンスと味を両立させてくれるのが「明神丸」です。店内に設けられた焼き場で、注文が入るたびに藁の炎で一気に焼き上げるライブ感は圧巻。香ばしく、中はレア。にんにくや塩で食べるのが高知らしいスタイルです。
営業時間
17:00 - 23:30 L.O. 23:00 (定休日:月曜日)
土佐食人 こうじ家|幻の地鶏 土佐ジロー
高知の幻の地鶏「土佐ジロー」は、旨味が濃くて焼いてもよし、卵も絶品。本格的に味わうなら、高知市中心部の人気店「こうじ家」がおすすめ。七輪での炭火焼きや親子丼、たたきなど、ジロー尽くしの一品が楽しめます。 地酒と合わせれば“高知らしい夜”が完成!
営業時間
17:00~23:00(LO22:00)
土曜日のみランチ営業あり 11:30~14:30(LO14:00)
日曜日(定休日)※連休やよさこい期間、年末年始は振り替え営業の場合あり
とさごはん 酔鯨亭|地酒飲み比べ
高知の地酒「酔鯨」を、郷土料理と一緒にゆっくり味わいたいなら、「とさごはん 酔鯨亭」がイチ押し。醸造元・酔鯨酒造直営なので、料理に合った限定酒も楽しめるのが最大の魅力。 皿鉢料理や鯨料理、四万十鶏の唐揚げなど、高知らしい味のペアリング体験にぴったりです。 落ち着いたカウンター席もあり、一人旅やグループでもくつろげます。
営業時間
17:00~22:30 (LO) 22:00
和食「草や」|田舎寿司
高知の郷土料理「田舎寿司」を本格的に味わいたい人には、郊外の名店「草や」が断然おすすめ。野菜・山菜を使った上品な握りは、米酢ではなく地元産「ゆのす(柚子酢)」を使うことで、爽やかで深い味わいに。編集者や地元ライターからも絶賛され、「必ず食べたい高知グルメ」の常連として紹介されています。日曜市や道の駅でも見かける軽食タイプの田舎寿司は、手軽でいいですが、しっかり味わうなら「草や」は、行く価値アリ。
営業時間
17:30〜21:30(夜のみ営業)
まゆみの店|鍋焼きラーメン
須崎名物・鍋焼きラーメンの代表格「まゆみの店」は、全国から客が集まる人気店。約30年の歴史を持ち、一晩寝かせたタレと四万十親鶏ガラを使ったスープが自慢です。ネギやちくわなどのトッピングも地元産にこだわり、須崎唯一の“塩鍋焼きラーメン”も味わえるのがポイント。なお、売り切れ次第終了となるので、早めの時間に行く事をおすすめする。
営業時間
月~金 :11:00~15:00
土~日:11:00~17:00
※売り切れ次第終了
泊まるなら、高知らしい“濃い宿”で一泊を。
城西館|150年の歴史 × 城下町ビューの露天風呂宿
150年続く老舗旅館で、2019年のリニューアルにより露天&展望大浴場「いごっそうの湯」「はちきんの湯」が最上階に登場。目の前には龍馬ゆかりの鏡川&高知城、背後には四国山脈を一望できます。敷地内には藁焼きタタキ工房があり、宿泊者は夜・朝を通じて地元食材を使った皿鉢料理や朝食ビュッフェが満喫可能。また、無料の自転車レンタルやバー&カフェも完備され、旅人の“城下町歩き”を豊かにサポートします。
OMO7 高知 by 星野リゾート|よさこい×宴会“まるごと高知”派に
高知らしさを余すところなく体感できる、2024年グランドオープンの新・都市型リゾートホテル。中心市街地にあり、「よさこい楽宴LIVE」が毎晩開催され、藁焼きカツオ&皿鉢料理のビュッフェも楽しめます。大浴場「トサノユ」では庭園眺めながら湯浴みでき、サウナ&露天風呂で旅の疲れをリセット。「Go‑KINJO」ガイドマップや地元レンジャーとのまち歩きも無料で、ホテルが街とつながる体験型ステイにぴったりです。デザイン性ある客室は、宴会文化を感じられる“ユニーク和モダン”。
TOMARIGI HOSTEL|旅人同士がつながる新拠点
寝るだけの場所から、旅をより充実させるホステルに。TOMARIGI HOSTELの客室は徒歩5分以内の範囲に点在し、受付と客室が分かれている“まちやど”スタイル。必然的に町を歩くことになり、自然とローカルな空気を感じられます。気になるお店があれば、スタッフに聞けばOK。まちに触れる時間を全力でサポートしてくれます。昼間は宿泊者以外も訪れるcoffee standも営業中。“交流が宿を超えてまちで起こる”そんな場所です。
これが最強ルート!“濃すぎる高知”1泊2日モデルプラン
歴史にグルメ、川に踊りに、炎のパフォーマンス── 高知って、旅してるというより“まるごと飛び込んでる”感覚なんです。 このプランでは、高知の“濃い”を余すところなく体感できます。ひろめ市場で乾杯して、仁淀川にダイブして、よさこいの熱気に包まれて… 気づけば、「また来たい」じゃなく「ここに住みたい」って言い出してるかも?
※スケジュールはアクティブ向けです。ゆっくり楽しみたい方はペース配分をどうぞ。
DAY 1|市内グルメ&文化にどっぷり
10:00 | 高知龍馬空港に到着(羽田から約90分) |
11:00 | 高知城でプチ歴史旅。天守から街を一望! |
12:30 | 「ひろめ市場」で昼飲み&地元グルメを満喫 |
14:00 | 高知市街をのんびり散策 or 日曜市をぶらり(開催日に当たればラッキー) |
16:00 | 高知県立文学館やカフェでチル&文化吸収 |
18:00 | 「明神丸」本店で藁焼きたたきディナー |
20:00 | 「酔鯨亭」で高知の地酒&郷土料理の夜を締めくくる |
DAY 2|自然を全身で楽しむアクティブデー
08:00 | レンタカーで仁淀川へ出発(にこ淵 or 引地橋) |
10:00 | SUP体験・川遊び・季節の絶景を満喫 |
12:30 | 「土佐和紙工芸村くらうど」でランチ&紙すき体験 |
15:00 | 「かつお船」で藁焼きたたき体験(焼くのは自分!) |
16:30 | 土佐市「宇佐しおかぜ公園」で海を見ながらひと息 |
18:00 | 空港へ移動、高知龍馬空港から帰路へ |
RAW JAPAN’s Takeaway
高知は、五感を刺激する“体感型のローカル”が詰まった旅先。淡路島のような穏やかさとはひと味違う、ガツンとくる濃さがここにはあります。焼いて、跳ねて、泳いで、食って── 気づけば「次はどこに行こう」じゃなく「もう一度ここに来たい」って思ってる自分に気づくはず。ローカルが主役。でも、旅人もその輪に自然と混ぜてくれる。そんな“やさしいワイルド”が、高知にはあるんです。
※この記事はRAW JAPAN編集部が独自に構成したものであり、各チェーンとのタイアップや広告は一切ありません。
※掲載している価格は記事作成時点の情報に基づいています。詳細は各店舗・施設の公式サイトをご確認ください。
※掲載している画像はイメージです。実際のメニュー内容・盛り付けとは異なる場合があります。