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まだ間に合う。日本三大花火のうち2つは、これからだ——花火大会ガイド2026後半戦

まだ間に合う。日本三大花火のうち2つは、これからだ——花火大会ガイド2026後半戦Photo by JaCZhou / iStockPhoto
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まだ間に合う。日本三大花火のうち2つは、これからだ——花火大会ガイド2026後半戦


「日本の花火は夏のもの。8月に来られなかったから、もう終わりでしょ?」——それ、大きな勘違いだ。

実は日本三大花火のうち2つ、大曲(8月29日)と土浦(11月7日)はこれから。大阪の巨大花火・なにわ淀川も今年は10月開催だ。むしろ空気が澄んで花火がきれいに見えるのは、夏より秋。2026年後半の「まだ間に合う花火」を、行き方・チケットの取り方までまとめて案内する。


前提知識:日本の花火大会は「競技」である

日本の大きな花火大会には「競技大会」という言葉が付いていることがある。これは比喩ではなく、全国の花火師(職人)が一年の技術をぶつけ合う、本物の日本一決定戦だ。優勝者には内閣総理大臣賞——つまり国のトップの名を冠した賞が贈られる。

打ち上がるのは単なる火の玉ではない。直径約30cmの「尺玉」は上空で直径300m超の花を咲かせ、その真円度・色の変化・消え際まで審査される。花火を「アート競技」として観る。これが日本流だ。


8/29(土)|大曲の花火(秋田)——花火師の日本一決定戦

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Photo by KANSEI / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

正式名称「全国花火競技大会」。今年で第98回を数える、日本で最も権威ある花火大会だ。会場は秋田県大仙市の雄物川河川敷で、観客数は約75万人。人口約7万人の街に、その10倍が押し寄せる。

ここの特徴は昼花火。夜の部(19:00〜21:30)の前に、煙の色と形で魅せる昼の競技(17:10〜)がある。世界的にも珍しいので、ぜひ明るいうちから会場入りを。

  • アクセス:東京から秋田新幹線こまちで大曲駅まで約3時間。当日は超満員なので指定席は発売と同時に確保を
  • 宿:大曲市内はほぼ全滅。秋田市・盛岡市に泊まって新幹線で往復するのが定石
  • チケット:有料観覧席は公式サイトで事前販売。無料エリアは早朝からの場所取り戦

10/17(土)|なにわ淀川花火大会(大阪)——秋の夜空に都市型花火

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Photo by jetsun / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

大阪の夏の風物詩だった第38回なにわ淀川花火大会は、昨年から秋開催に移行。今年は10月17日(土)19:00〜の予定だ。梅田の高層ビル群を背景に淀川河川敷から打ち上がる都市型花火で、人出は約50万人。

大阪観光と組み合わせやすいのが最大の強み。昼は道頓堀と新世界、夜は花火——1日で大阪のド派手を全部浴びられる。梅田スカイビル展望台から観る有料プランも例年人気だ。


11/7(土)|土浦全国花火競技大会(茨城)——もう一つの日本一決定戦

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Photo by 河田貫成 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

大曲と並ぶ競技大会の雄、第95回土浦全国花火競技大会。11月開催なので「日本で最後の大花火」とも呼ばれ、例年約65万人が訪れる。

ここの名物はスターマイン(速射連発花火)の日本一を決めること。数百発を音楽のように組み上げる連発花火は、単発の尺玉とは別次元の迫力だ。東京から常磐線特急で約1時間と、三大花火の中では圧倒的にアクセスが良い。11月の夜は冷えるので防寒だけは本気で。


訪日勢のための花火大会サバイバルガイド

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  • チケット:大きな大会は有料観覧席を公式サイトで事前販売する。数千円で「場所取り不要+確実に見える」が買えるので、旅行者は迷わず有料席を推す
  • 場所取り文化:無料エリアはレジャーシートで数時間前から場所を確保するのが日本の流儀。シートはコンビニで買える
  • 浴衣:着ていくと気分が3倍になる。観光地のレンタル浴衣(着付け込み)を昼から借りるのが手軽
  • 屋台:焼きそば・かき氷・りんご飴。現金(小銭)を忘れずに
  • 帰りの混雑:終了直後の駅は入場規制レベルのカオス。フィナーレを見たら余韻に浸りながら1時間ずらすか、少し手前で切り上げるか、覚悟を決めること

開催情報まとめ

  • 大曲の花火:8月29日(土)17:10〜/秋田県大仙市・雄物川河川敷/公式サイト
  • なにわ淀川花火大会:10月17日(土)19:00〜予定/大阪市・淀川河川敷/公式サイト
  • 土浦全国花火競技大会:11月7日(土)17:30〜/茨城県土浦市・桜川畔/公式サイト
  • ※雨天・荒天時の延期情報は各公式サイトで要確認

RAW JAPAN's Takeaway

夏の花火に乗り遅れても、日本の花火カレンダーはまだ3ページ残っている。しかも残っているのは、ただの花火大会ではなく「日本一決定戦」が2つ。花火師たちが一年を懸けた勝負玉は、観光イベントとは気合いの入り方が違う。秋の澄んだ夜空、冬の入り口の冷えた空気。実は花火が一番きれいな季節に、あなたは日本にいる。

参考:大曲の花火 公式なにわ淀川花火大会 公式土浦全国花火競技大会 公式

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