食べるのがもったいない!?日本の“キャラ弁”カルチャーをのぞいてみよう

アニメやゲームのキャラが、お弁当箱の中で笑ってる——
そんな“現実ではありえない光景”が、日常にあるのが日本。
その名も「キャラ弁(キャラクター弁当)」。
これはスーパーで売ってる商品でも、有名シェフの料理でもありません。
子どものために、お父さんやお母さんが気合いを入れて作る“家庭発のアート”なんです。
画像出展:Amazon すみっコぐらしのお弁当 単行本(ソフトカバー)
キャラ弁の歴史、実はけっこう長い
キャラ弁のルーツは、1990年代の日本の家庭にさかのぼります。
当初は「デコ弁(デコレーション弁当)」と呼ばれ、見た目を可愛くするのが主流でした。 それが2000年代に入り、アニメキャラや動物を再現する“キャラ弁”という言葉が定着。
テレビ番組や主婦雑誌で紹介されはじめたことで日本で一気にブームとなり、 “子どもを喜ばせる母の努力”として注目されるようになりました。
やがてネットの普及により、SNSでの“作品投稿文化”が広がり、 現在のような多様で高レベルなキャラ弁アートが誕生するに至ります。
近年のキャラ弁クオリティーがすごい!
ご飯でピカチュウやクレヨンしんちゃん、ドラえもんなどの形作り、海苔で目や口を切り抜き、 卵焼きで黄色、プチトマトで赤、ブロッコリーで緑を加える──
見た目も可愛くて、栄養バランスもバッチリな、まさに**魔法のランチ**。
そんなキャラ弁も2025年にもなると、クオリティーが半端なくあがているようで、Instagramなどに投稿されている、素敵なキャラ弁をいくつかご紹介。
か、かわいい。可愛すぎて食べれない。。
おら、美味しそうでたまらないぞ!
クオリティーがすごいw美味しそうだし、そしてセンスもすごいw
他にも、Instagramで、もっと見たい方はこちら 「#キャラ弁」
キャラ弁グッズも進化中!——道具の力でプロ級に?
キャラ弁を可愛く仕上げるには、専用グッズが大活躍。
今は、誰でも簡単に“プロっぽく”見せられる道具がたくさんあります。
- 海苔パンチ:目や口などの顔パーツが簡単に作れる。
- 型抜きカッター:野菜やチーズを星やハートに。
- キャラピック:刺すだけで一気に可愛くなる小さな飾り。
- おにぎり型:くま型・ハート型など、子どもウケ抜群。
これらは、DAISOやSeriaなどの100円ショップで手軽に手に入り、
AmazonやAliExpress、一部の海外DAISOオンラインでも購入可能です。
検索ワードの例:
`bento accessories` `nori punch` `cute food picks` `rice mold`
初心者もグッズを使えば、キャラ弁の世界にすぐ入れます!
出展:Amazon
書籍なども沢山!
アイデアや食材の使い方の工夫が詳しく載っている書籍も沢山あるのでAmazonのkindleなどで買ってみてもいかもしれません。
見てるだけで幸せになれそうです。
出展:すみっコぐらしのお弁当 Kindle版 / 必ずかわいく作れる キャラ弁の教科書 暮らしニスタBOOKS Kindle版 / かんたん! かわいい! 子どもがよろこぶお弁当 Kindle版
RAW JAPAN’s Takeaway
お弁当を開けた瞬間、好きなキャラが現れるサプライズ。
それは、おかず以上に“嬉しさ”が詰まったプレゼントです。
ぜひ、ご家庭でもチャレンジしてみてください。
ちなみに私は、息子の運動会当日、眠い目をこすりながら、彼の大好きなスパイダーマンのキャラ弁を気合いで作りました。
ところが、弁当を開けた息子の第一声は——「パパ、これ何?」。
……普通にショック。
たしかに“赤”が出せず、白ごはんに海苔で線を描いて、スライスチーズで目をつくった結果、
電車の路線図っぽくはなっていましたが、、、、
今度からはキャラ弁グッズ、ちゃんと使おうと思います。(涙)