2025年サンリオキャラクター大賞 ― 史上最多票で幕を閉じた40周年記念大会

6,316万票が動かした“推し活”の熱量
2025年で40周年を迎えた 「サンリオキャラクター大賞 (Sanrio Character Taishō)」。今年は総投票数 63,160,696票 と過去最高を記録し、SNSでも "#推しキャラ" ムーブメントが最高潮に達しました。
最終総合TOP10
順位 | キャラクター名 | 備考 |
---|---|---|
1 | ポムポムプリン (Pompompurin) | 2016年以来の首位返り咲き |
2 | シナモロール (Cinnamoroll) | 8年連続1位から陥落も根強い人気 |
3 | ポチャッコ (Pochacco) | 90年代ブーム再燃 |
4 | クロミ (Kuromi) | 海外票が大幅増 |
5 | ハローキティ (Hello Kitty) | デビュー50周年イヤー |
6 | マイメロディ (My Melody) | 50周年を控え安定の上位 |
7 | リトルツインスターズ (Little Twin Stars) | コラボ商品が追い風 |
8 | ハンギョドン (Hangyodon) | "哀愁ギョドン" スタンプが話題 |
9 | タキシードサム (Tuxedosam) | 公式Xアカウントが人気 |
10 | あひるのペックル (Ahiru no Pekkle) | 30周年復刻で急浮上 |
📝 RAW JAPAN視点:TOP10のうち半数を80〜90年代生まれの“レトロ組”が占めたのが印象的。世代交代というより、幅広い年代が“自分の原体験キャラ”を再プッシュした形と言えそうです。
中間発表&歴代1位の推移
初回速報から中間発表までの順位変動、そして1986年からの歴代1位キャラクターを一覧で振り返ります。
- 中間発表でジャンプアップした注目株:バッドばつ丸(+13)、ウサハナ(+20)など“懐かし系”の躍進が目立ちました。
- 歴代最多首位:ハローキティ(18回)とシナモロール(9回)がツートップ。長期政権の図式に変化の兆しが見えます。
海外TOP5ランキング(14地域)
国・地域別に見ると、文化圏によって“推し”の傾向がくっきり分かれます。14地域のTOP5をまとめた公式パネルに合わせ、上位3位までを一覧化しました。
地域 | 1位 | 2位 | 3位 |
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中国大陸 | ポムポムプリン | シナモロール | ハローキティ |
香港地区 | シナモロール | クロミ | ハローキティ |
台湾地区 | ポムポムプリン | シナモロール | ポチャッコ |
シンガポール | シナモロール | ポムポムプリン | クロミ |
韓国 | ポチャッコ | シナモロール | SHOW BY ROCK!! |
アメリカ | ポムポムプリン | チョコキャット | ポチャッコ |
ブラジル | チョコキャット | ポムポムプリン | シナモロール |
イギリス | ポムポムプリン | チョコキャット | ウサハナ |
イタリア | ポムポムプリン | シナモロール | クロミ |
ドイツ | ポムポムプリン | シナモロール | クロミ |
フランス | ポムポムプリン | シナモロール | クロミ |
オーストラリア | ポムポムプリン | シナモロール | クロミ |
タイ | yoshikitty | シナモロール | クロミ |
スペイン | ポムポムプリン | シナモロール | チョコキャット |
🌏 トレンドポイント:欧米では“ポムポムプリン&チョコキャット”コンビが強く、アジア圏ではシナモロールの根強さが光ります。一方、タイではご当地アンバサダー yoshikitty が1位を獲得するなどローカル色も健在。
全国で「応援ありがとう感謝祭」開催
7月2日(水)から、全国のサンリオ直営店・百貨店サンリオコーナーで 「2025年サンリオキャラクター大賞 応援ありがとう感謝祭」 がスタートします。
施策 | 詳細 |
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感謝状カード プレゼント | 店内商品を 1,100円(税込)以上 購入すると「感謝状カード」(全12種・ランダム)を1枚進呈。配付は 7/2〜なくなり次第終了 で、サイズは縦8.8 cm×横6.3 cm。 |
アクリルチャーム付き 感謝パック | さまざまなキャラクターグッズを詰め込んだ「感謝パック」を 各1,500円(税込) で販売。オリジナルアクリルチャーム(7種:ハローキティ/マイメロディ/リトルツインスターズ/ポムポムプリン/シナモロール/クロミ/ポチャッコ)付き。購入は一人3個まで、数量限定。 |
⚠️ オンラインショップでの取り扱いはありません。また、一部実施していない店舗もありますのでご注意ください。
RAW JAPAN的まとめ
40周年にふさわしい票数と盛り上がりで、レトロ復権×次世代SNS拡散という新旧ミックスの年。
海外市場では地域ごとの多様性がさらに顕著に。今後のコラボや販促戦略で“越境推し活”が加速しそうです。
次回2026年はマイメロディが50周年。“ピンク旋風” が再びトップを狙うのか注目!
出典表記
本記事はPR TIMES掲載のプレスリリースをもとに、RAW JAPAN編集部が要約・再構成したものです。
画像提供:PR TIMES / 株式会社サンリオ
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